まずは読み聞かせという行為が子どもの将来に如何に有益かを語った本を紹介します。
まずはこちらジムトレリースさんのほん。
この本で言いたいことは読解力を要請するために最も重要なのは
子供への読み聞かせである。
ということです。
数々の例が織り込まれていますので
実例があるという点で読み聞かせの効果というものに説得力を感じます。
徐々に絵本から長い文章の本へと移行しましょう。
物語の構成や展開が子供の興味を引くかという点を重視して本を選びましょう。
ということも書いてあります。
ただこの本は外国の本の翻訳なので、日本人に対してどの年齢にどういった日本語の本をものを読み聞かせれば良いか、という詳細なガイドはないです。また、そういう役割の本ではないと思います。
繰り返し繰り返し読み聞かせをしましょう。
ということも書いてあります。
細かいガイドはともかくとして、子供が興味を引くはなしをわかりやすいところから始めて長く続けることが大切だと、この本は書いてあるような気がします。
一番気に入った箇所は
私は、早期教育で天才児を育てるという話をしているわけではありません。既に子どもが持っている能力を最大限引き出して、親子の強い絆をつくり、子どもと本の間に夢の架け橋を作ってあげようということです。
素晴らしいですね。こういうことです、読み聞かせの目的というのは。
一方で日本人が書いているこの本。
同じ題名ですが、これは教師の目線で書かれた本のようです。
これはとてもよくない本だと思いました。
目的と手段を取り違えるのが日本の読み聞かせいただけないところだと言いながら、読み聞かせの方法論に終始している点、実例が見られない点、引用の寄せ集めの点。本として価値はあまり認められませんでした。
先のジムトレリースさんの本を読めんでおけばよい。
そして、私は今どんな本を読み聞かせているかというとこちら。
カーズのベットタイムストーリーです。
一応Amazonのやつも貼りますが別にここから買わなくても良いです。
子供がカーズが好きだっていうのもありますので、今はこの本を3話ずつ読んでいます。短編集のような体裁なので少しずつ読み聞かせられます。4歳の子にはちょうど良いのではないかと。
大人の中には、そんなのは子供の情緒が育たない!という人もいるかもしれませんが、やかましわ。
ということで子供の好きなものを読み聞かせていきたいと思います。そして本好きになれば良いのです。
カーズについてはまた、詳しく感想を書きたいと思いますが、カーズ、カーズクロスロードは名作だと思います。カーズ2は客層にこびてしまったかなと思うところではあります。
毎日コツコツ、いろんな本を読んであげています、この子が生まれてから今日まで、およそ読み聞かせていない日は無いと思います。
世のお父さん方には、たくさん読み聞かせてあげて親子の絆を深めていただければ幸いです。