昨日近くの公園に行ったけど
寒くてすぐまた帰ってきた。
信号機を見に行きたいというぼっちゃんのリクエストに答えて一緒に寒い中出かける。
春なのにまだ風が冬だ。冬の雲の中ぼっちゃんは走る。
いつもにも増して、ぼっちゃんの自転車のスピードが速い。
もう、普通にランニングしながら自転車を漕げる。
そういえば
そうだ、こういう風に一緒に走りたかったんだ。
一つ夢が叶った。
でもまだ寒い、理想の絵は一緒に晴れた日にお父さんが走り、ぼっちゃんは横で自転車をスイスイ走らせ、一緒に近場の銭湯まで走って、ひとっぷろ浴びて帰ってくるんだ。
そのうち、一緒に自転車で旅ができて、一緒にキャンプして、一緒に朝日を浴びながらカヌーに乗って釣りをするんだ。
そうだ、自分の夢はそんなことなのかもしれない、自己実現やら虚栄心やらは捨ててそう言うところに自分自身がある気がする。
そしてそのうち一緒に海外に自転車を持っていって、地中海を見渡しながら一緒に自転車を走らせるんだ。
そんな夢が早く叶うように、自由な時間と自由なお金と自由な生き方を自分たちの力で手に入れよう、と誓う寒風吹き荒ぶ中走り続けるお父さんでした。