もう、こうなったら札幌市の社会人経験者枠に応募しようと思い
インターネットから応募シートをダウンロードしました 。
すると、面接カードの質問項目に
「あなたの「自分らしさ」を教えてください、その「自分らしさ」 はどんな時に出てきますか?」っていう質問項目があったんですね 。
それを見てうーんと悩んでしましました。
「自分らしさ」って何だろう?
そう考えると一向に筆が進みません。
現代人なら「自分らしさ」「探し方」みたいにして、検索しますよね
自分もその例に漏れず検索していました、
するとこういうのがひかかったりしました。
自分探しなんてやめろ!っていう内容ですね
まあ、それはそうなんですけれども。
でも、面接試験で聞かれるんだから準備しないといけないでしょう。
「自分らしさ?そんなものは見つかるわけがない!」って書いたら落ちるでしょう。
ですから、世界の真理として「自分らしさ」っていうものは見つけられるわけがないにしても
そういう真理を知らずに質問してくる輩に対しては何かしらの回答を提示しないといけないわけです。
そこで面接で聞かれたときに答えられる「自分らしさ」をどう探そうかっていうことをやってみます。
まず、「~らしいや」ていう台詞を発せられる状況ってどんな状況 か思い浮かべると真っ先に出てくるのが、 ドラえもんのこのシーンですね。
このとき「のび太らしいや」っていうのは主に侮蔑の意味が込められていますね。
ですが、私たちが求めているのは自分への侮蔑ではありません
ドラえもんの読者である私たちはのび太のいいところを知っていますよね
ジャイアンたちが「のび太らしいいや」っていった後、私たちはジャイアンにこう言ってあげてください。
「でもね、のび太君ってさ・・・」から始まる文章こそ、面接官が 求める意味における「のび太らしさ」ではないでしょうか。
つまり面接官が求める「自分らしさ」というのは「欠点がいくつもある僕です」ではなく「欠点がいくつもある僕、だけれども本当は ねこんなところがいいところなんだよ」って教えてあげることなんですね。
「自分らしさ」=「あなたのいいところ」っていう言葉で置き換え られましたのであなたの長所をいえばいいってことになります。
では長所の探し方はどうすればいいか
1 今、だれかに褒めてもらう これが一番いいですが、表面的な褒め方をされると「ハンサムである」ということになってしまうと面接官はハンサムさを求めていませんのでこれではいけません。
ということは自分の表面的ではないところを褒めてもらうっていうことになるのですが、それはどういうことか。
長所のあぶり出し方として
巷にもあふれているかもしれませんが、以下の方法を提示したい
自分のまわりのよかったことを思い出す。「最近なんかいいことあった」と聞きますから「はいありました」と絶対に答えてください 。
そして「それはね・・・」と答えてください
答える内容の条件は「お金 のはなしをしない」ことです。
お金以外のことでいいことがあったことを話す
自分の回答:畑のトマトがおいしく実って子供に食べてもらえたことがよかったです
たとえばでいいのでこのように回答する
そして、どうしてこのことがよかったと感じるのか、自分で書いた文章を単語・文節レベルで抽出してみる
「畑のトマト」「おいしく実って」「こどもにたべてもらう」この 3つがキーワードとして抽出できました。
「畑のトマト」っていうのは?と自分に聞いてみましょう
「畑のトマトっていうのは、せっかく田舎に来たんだから趣味の一 つとして自家菜園でも作ってみんなでおいしく食べれたらいいかなあと思って、割と作りやすいトマトとなすとイチゴを作ってるんです」
つぎに「おいしく実って」っていうのは?と自分に聞いてみましょう
「おいしく実ってっていうのは・・・おいしく実ったってことです 、そのままですね。そのままならそこはスルーしましょう。
最後に「子供に食べてもらう」っていうのは?
そうですね、やっぱり子供には農薬のない自分たちで作った食べ物をおいしくいただくっていうことを体験して
はじめて「 いただきます」っていうことばに意味が持てるんじゃないかと思う んです。
食育っていう言葉もありますでしょ、子供には元気に育っ てほしいし食べ物を大切にする子供になってもらいたいし
という話を引き出したとします。
すると、この人の価値観は、たくさんしゃべっていることの中にあ ると気づきますね。
饒舌に語ることに注目します。
そして、こども、そだって、体験、元気にという言葉が引っかかり ますのでこのあたりを膨らまします。
「ほかには、子供にどういう風に育ってほしいと思いますか?」て いう質問をしたくなるか
「将来、子供とどういう風にかかわっていきたいですか?」ってい う質問をしたくなるか
あなたのすきな質問を自分にしてみてください。
二番目の質問をしてみることにします
「これから先、大きくなっていく子供とあなたはどういう風に関わっていってますか」
そうですね、やっぱり自分にはできなかった体験をたくさんしてもらう、いろんな人との出会いを大切にして、その人たちからいっぱ い学ぶ、勉強なんてできなくても、学校になんか行かなくても、いろんな人といろんな体験をして本当にやりたいことを見つけていってもらう手伝いをしています。
そしてそれを発見した子の姿を見て自分もまだまだ頑張らないとと元気づけられています。
さて、親子関係のゴールが見えてきました。
いい親子関係を気づくことがこの人の大事にしている価値観ですね 。
いいお父さんでいることがこの人の大切にしていること、長所=「あなたらしさ」なんじゃないかなと自分に話してみてください。
質問してみます。
そんな「あなたらしさ」が現実で出ている場面はどんなところにあ りますか?
そうですね、子供と一緒に自転車で走っているときに、知らない人 にも声をかけて話しを聞いたりすることを心がけています。
出ましたね、これで「じぶんらしさ」と「それがあらわれていると ころ」の答えが完成しました。
皆さんもこのようにして、文章を自分で書きながら
自分自身にインタビューしてみて
「・・・っていうのは」
「ほかにはありますか?」
「ということはつまり・・・」
を駆使して自分との対話を楽しんでください。
札幌市の試験は時間切れで応募できなくなりましたとさ・・