最近また「夢ノート」「自己実現ノート」「書くと現実になる」なんていう言葉に惹かれ始めてます。
一定周期でマイブームが来るんですが、改めてノートを書いてみようと思っています。
書き方のベースはNLP
わたしは山崎啓支先生の
願いが叶うNLPという本を愛読しております。
この本にはNLPを用いて
無意識のプログラムを変えて
願望実現に至る方法が載っています。
箇条書きでキーワードを書き出すと
無意識=感覚
手に入れた先=メタ・アウトカムを書き換える
五感全部を総動員した強いイメージトレーニング
言葉は無意識にアクセスできる。
願望を実現させやすい人はその願望の実現後を見ている人
というところなんですが、基本的にこの本の中ではイメージトレーニングを基本としている感じを受けます。
わたしは、この本に書かれていることをイメージトレーニングではなく、夢実現ノートにどう生かして書いているか、ということをお伝えしたいと思います。
メタアウトカムを現在進行形で書く
これは夢ノートとか引き寄せの法則とかで良く聞くことですよね。
「〜したい」という願っている言葉では「願っている状態」が実現するので、そうではなく「それが実現しています」という願い方にする、ということです。
それは当たり前なんですが、それに加えてメタアウトカム=願いが叶ってそのあとどうしているか、というところまで想い、それを現在進行形で記述します。
願望実現は当たり前、その後どうなっているか
ということです。
感情、リアルな身体感覚の表現
で、その現在進行形の表現方法が
小学生みたいな「~があります」「~をやっています」というような稚拙な表現でいいのかというところから始まるのがわたしなりの考えなんです。
例えば「月収100万円になっています」なんかはみんな良く書くんじゃないですか?でもこんな書き方で願いなんかかないませんよね。
「メタアウトカム=その先にあるもの」を書いてませんね。
月収100万になってどうしていたいんですかね?
クルーザーに乗って海の旅をしているんでしょうか?
田舎の広い家を買って自給自足の生活をしているんでしょうか?
そして、それを達成してる自分はさらに、周りにとってどんな存在なんでしょうか、どんな影響を与えているんでしょうか。
徹底的にメタアウトカムを突き詰めて、そこまでイメージを膨らませてこそ本当のメタアウトカムといえます。
表現方法を考える
ですが、そこまでイメージできたとして、それを夢ノートに展開するには、さまざまな感情や身体感覚を書いて、その言葉が無意識にアクセスできるようにしなければならないと思いませんか?
例えば最終的なメタアウトカムが「ワクワクした自分がいます」とかいうのは幼稚なスピリチュアルおばさんが書きたがるワードですが、これは極めて稚拙だと思うのです。
言葉は無意識にアクセスできます、無意識は身体感覚や感情のことです。身体感覚や感情というのはワクワクとかいうフレーズだけでは惹起できません。
刹那を表現できるのは言葉
宝地図やドリームマップなど絵や写真でもいいと思いますし、動画でもいいとは思います。
ですが、感情は刹那ですから、絵や動画や写真でその感情、や身体感覚を描き切れるか、撮りきれるか。
これも人によるのだと思いますが、わたしは、文章は刹那を表現できると思っています。
刹那に湧く感情をゆっくりと記述して感情や身体感覚を味わう。それが文章や言葉だと可能なのではないかと思うのです。
なので、自分だけがわかる表現でいいから、その文章を読んだらいつも同じ感覚や感情を呼び起こせるような文章能力というか叙述技術というかレトリックというか比喩表現というか、が求められるのです。
技術は盗め
この場合、ブログはこう書け!みたいなブログ論は一切役に立ちません。
自分だけがわかる自分だけに宛てた文章を書いていく必要があるのですから。
もちろん、自分で考えて書くことができればいいのですが、複雑な感情表現とかを使える達人たちは世界にごまんといます。文豪です。
自分の力だけでは自分のあふれる感覚を表現し切れてないなと思う時は、文豪の力を借りて自分のイメージに合う表現を探していくのがいいのかなと思うわけです。
たとえば、谷崎潤一郎の文章を読んで、その一節に心が惹かれたとします
その文章を書いた谷崎潤一郎当人が思う風景・感情と、あなたがその文章を読んだときに感じ、イメージする風景は100%違っています。
それは全くかまいません、別に国語の試験をしているわけではないですから
ここで重要なのは、あなたの思考を谷崎が描いた風景に寄せること、ではなくて
谷崎潤一郎の文章を読んだときに、あなたが自分の記憶の中からどういうイメージを引き出したか、次に同じフレーズを使うときにあなたが今引き出した風景を再びイメージできるかということなのです。
それができるようなしっくりくる表現なら、あなたは谷崎潤一郎が使ったフレーズを借用して
自分の夢ノートに書き込むことができます。
「なりきる」時も文章を借りる
半沢直樹がかっこいいなあと思うとします。
昨日、堺雅人が演技していてグッとくる場面はありましたか?
その場面は小説の中でどのような表現がなされているか調べてみましょう。
その表現を借りて、そのような半沢になりきって表現してみる。そういうのもありです。
翻訳か、日本人作家か
これはどちらでも自分のしっくりくる表現方法を書いている人であれば、どちらでもいいと思います。
翻訳の腕によるところが大きいのですが、いまいち翻訳の文章は日本人の心に響かない気もします。
一つの単語に複数の意味や感情を含ませるのは翻訳ではなかなかで きないことのような気がします。
ですから、私は日本人作家の表現を借りる方がいいのかなと思います。
まとめ
と、自分が実践してる方法でした。
自分に合う表現を探していろんな本を読み漁ってみてください。
そして、リアルに自分の感情、身体感覚を呼びさませるような熱い文章を探してください、書ける人は書き切ってみてください。
そしたら夢は叶いますわ。