家族コーチングの場面がありました
お兄さんは弟に
今後の進路のことをきちんと考えないと
将来ダメになるぞ
と伝えたい
けど
弟はお兄さん、両親の話に耳を貸さない
全く聞かない、自分の意見しか言わない
自分は就職しないで大学に行くから
奨学金借りるから保証人になってほしい
そういうことばかり言う
なぜ大学に行くのか聞いたら
周りが行くっていうから
自分だけ浮きたくないから
それが行動原理なんだね
ゲームばかりしてて
成績も特に良いわけでもなく
自分が行けそうな大学を選んで
行こうとしてるってのも
お兄さんと両親的には気に入らない
そんな感じだから言ってやるんだが
弟は聞く耳を持たない
どうすればいいか
という悩みでした
私は
ほっとけばいいんでないかい?
と言いました。
けど、とお兄さんが言ってきます
その悩みは弟の悩みではなく
お兄さんの悩みなんですね
弟はこれっぽっちも悩んでないんです
だから周りの家族は放っておくしかない
何か言ってやりたければ
好きにしな、けど援助はしないぞ
それだけだと思うんです。
それをいうと
そうなんですけど
やっぱり弟の将来のこと考えたら
やっぱりちゃんと考えさせないといけない
と思うんです、とおにいさんがいうんだ。
優しいお兄さんだね。
そこで聞く耳を持たない相手の動かし方を
伝えました
それは、褒めること
今までの弟がやってきたプロセスを褒めること
弟の行動に感動すること
やってきたこと、やらないでいたこと
褒めるんだ
褒めちぎると必ず人は動くっていう信念で
褒めまくるんだ。
そういうと大抵みんなは抵抗を示す。
いやでも、褒めるところなんか…という
それでも弟のいいところ探して感動して感謝しな、そう言ってあげました。
幸い、私のいうことをきちんと実行してくれるクライアントなのでやってくれるでしょう。
褒められると人は動きます。
子供でも、認知症の老人でも。
とにかく褒め育なんです
それができるためにはまず
自分を認めないといけません
上の本は、ほめ育で変わった幼稚園の話が
書いてます。
皆さんも試してください。