引越しの作業をしています
いろいろ捨てなくてはいけないものがあり
まず一番初めに処分の対象として選ばれたのが
この親子二人乗りの自転車
ビッケ
子どもがうまれ、1歳くらいの時かな
このビッケを買って
おもえばいろんなところに連れて行きました。
育児のため出勤時間をずらして
通勤していた時は
朝早くに起きて
子どもとこの自転車に乗って
いろんな公園、動物園を巡って
遊んでいました。
うちからすんごく遠い「さとらんど」
というところまで遊びに行った時
帰りに猛烈な雨に打たれて
死ぬかと思ったこともあったなあ。
熱を出した時にはお母さんが子供のせて
うりゃあああああって
激チャリで病院に連れてってくれたね
2歳になり、3歳になり
こどもが自転車に乗れるようになったら
二人で並走していけるから
もうビッケの出番は無くなって行きました
もう、おとうとやいもうとは
きっと生まれてはこないだろうから
このビッケともお別れ
さいごに、大きくなった子供を後ろに乗せて
家の周りをひと回りしました。
懐かしくてもう一回りしました。
さいごにもう一回りしました。
子供にとっては成長したら
そんなこともすっかり忘れてしまうんだろう
幼少期のおもいで
おとうさんにとっての幸福の時間は
このビッケとともにありました。
ありがとビッケ
さよならビッケ
本当はハードオフとかに
持って行きたいんだけど
今の季節、まだどこも自転車の買取りを
してないんだ。
だから回収業者に引き取ってもらいます。
ごめんねビッケ。ありがとビッケ。