一田憲子さんの
キッチンで読むビジネスのはなしを読んでいます
一田さんのインタビューの仕方と
文章の書き方は読んでて唸ってしまう
いい意味で
いつも読んでるスカスカのビジネス本なんかは目次見ただけでなんのことかわかるから秒で読めるんどけど
一田さんの書く文章ってなんかこう
登山してる感じ
はいこれがこの山です!って山の全景みせられても
あんまり山の魅力はわからない
じっくり一歩一歩登って
山に生えている木や鳴いている鳥の声や
川のせせらぎなんかを感じながら
頂上を目指すのが登山の魅力かと思うんですが
一田さんの文章もそんな感じで
インタビューの中に一田さん自身の内面が変化していく様が描写されていて
一文も飛ばし読みなんかできない
じっくりと文章を味わいたくなるんです
グッとくる言葉をそのままスルーさせたくなくてノートに書いてます
インタビューした後に自分のことを振り返って、自分がインタビュー後にどう変化したかっていうのをしっかりと書き表してくれているのでその部分にとても筆者の感性の豊かさを感じとります。
だからやっぱり文章って単に書く構成を変えたら売れ行きが上がるとか、そんなことじゃないんだと思う。
いかに自分の気持ちを文章に表して言葉に表して伝え切るかという、その闘いの過程が言葉に乗るのだと思う。
自分もそのように言葉を伝えていきたい、大丈夫大丈夫ちゃんと相手に伝わってるって、って言ってたかを括らないで、どうかな、この表現はどうかな、この言葉の他にもうまく伝えられる言葉ってないかな?って考えながら書いていきたい。
また読み返そう。