どこのイオンとは申しませんが
うちの近くにあるイオンは、その建物の立地、構造から納得のいかないものであったのです。
写真のように、立体駐車場と店舗の間には道路があり、立体駐車場に駐車してしまうと連絡通路を渡って店舗に入らなければならない。
連絡通路を渡ると2階に行くわけですね、2階に行くんだけども、少し階段を降りて2階になるんです。
つまり連絡通路は2.5階の位置にあるというわけ。
こんな感じ。
それで、イオンの店内マップを見ると「連絡通路」って書いてなくて
「階段」って書いてあるから
一体どの階段に行けば連絡通路にあがる階段にたどり着くか分からなくなるわけ。
その階段は一か所しかないのね。
そしてこの地図ではエスカレーターになっているし。
初めて行った時に、立駐に入ってしまい、ものすごく迷って。
二階の端から端まで家族三人で歩き回って。
そのうち現在地が分からなくなって。
ロンダルキアかと。
われわれはハーゴンを倒しにイオンに来たわけではないのだ。あたたかいうどんを食べに来ただけなのだ。
だから余程のことがない限りこのイオンには来るまいと話していたわけ。
でも、じいちゃんがイオンで自転車を買ってしまい、その自転車がぶっ壊れたから、畜生めと憤りを抱えつつもイオンに自転車を持って行ったわけだ。
で、昨日の夜に電話がかかってきて
「直りましたんで〜」と。
1週間くらいかかるかもしれませんと言われていたから
あら、お早いのね、と思いつつも
まだ、イオンのことだ。
われわれから搾取するつもりだろうと、
こう考えるわけです。
だからもし3000円くらいかかったとしたら
おいちょっと待て、店長を呼べと。
クレーマーにでもなんでもなってやると、こう思いながら取りに行くわけです。
で、昨日、イオンに取りに行きましたら
「部品代だけで結構ですので、工賃もわたしのほうでサラッとやったんでいただきませんので」
お、おう…
550円を払う。
「あとスタンドなんですけど、お客様の方でお付け頂いていたものが、ちょっと小さかったので、ウチにあったスタンドに交換してますんで、スタンドのお代もいりませんので〜」
イオン様のこの温かい対応、そして心遣い、私たちの心を掴んで離さない笑顔。
私たちは暮らしはイオン様とともにあります。
立体駐車場から店舗までの連絡通路もお客様を雨に濡らすまいと考えに考え抜かれた構造なのではないでしょうか。
今までも、そしてこれからも私たちの心をワクワクさせてくれるイオン。諸国民はすべからくイオンで買い物をすべきであるという法律を作ったほうがいいと思います。
復活したぼっちゃんの自転車、よかった、よかった、めでたしめでたし。