七帝柔道記2を読んでいます
ほんといい本で、これからの自分の人生のバイブルにしていきたいと思っている
大学時代にこれだけの努力をしておけばその後の人生
きっとなんでもできるんじゃないかと思わせてくれる
こんな苦しい毎日の練習をしていても上には上がいて最下位をもがいている
そんな練習の合間に見せる大学生らしい瞬間
ふと見せる北海道の自然とそこにいる一人の青年
それを淡々とした筆致であるがじつに純朴に描写していて魂で書いているなと感動してしまう。美しくて。
こんな学生生活を送っていたら自分の人生は変わっていたんだろうなあ
もっと、一つのことに打ち込んでいたらなあ、もっとたくさんの仲間と打ち込んでいたらなあと、もったいなかったと思う。
思えば自分の人生なんてたいしたもんじゃなかった
ろくでもないよ。誰とも関わらずに過ごしてきた大学生活だったから。
人生の無駄遣いだった。宝石のような時代を無為に過ごしてきたんだから。
大学時代に戻りたい。もう一度人生をやり直せるとするなら大学時代に戻る。
あのキャンパスでさまざまな人と関わり、懸命に努力して、それでも報われないかもしれないけど、ぜったいに自分は成長できる。そんな大学生活を送ればよかった。
もっと仲間が欲しかった。後悔しかない。そして作者を羨む。
今からでもできるのか、いや現実問題もう遅いんだ。
来世に期待するしかない、仲間のいる人生は。