その中でふと、こどもがいいました。
あのね、あそぼうっていっても、いやだって言われるの。
だからひとりであそんでるの。
おとうさん さみしいのかい?
ぼっちゃん うん
おとうさん そうか、さみしいんだね
ぼっちゃん …
おとうさん そしたら先生に、さみしいのって言ってごらん
ぼっちゃん うん
その次の日
おとうさん どうだった幼稚園は
ぼっちゃん 楽しかったけどけいやくん(けいたくん?そうたくん?かいやくん?)が髪をくしゃくしゃにしてくるの
おとうさん そしたらグーで鼻を殴れ!
ぼっちゃん こう?(ちちの鼻を殴る)
おとうさん そうだ。(鼻水がダラダラ)
なかなか悩みはつきません。子供の悩みは、なんとか親が解決してあげたいと思ってしまいます。親が代わりになってあげたらなあと思ってしまいます。
でも、子どもの課題は子どもの問題、親はあまり口出ししないで、子どもの気持ちを探って、そうか、さみしいんだね、と返してあげるしかできない、おとうさんが守ってあげるからね、と安心安全の場はここにあるんだよということだけは繰り返し伝えてあげて勇気をくじかれない様にしてあげないといけない。
アドラー派の野田俊作が言っていた、勇気は山の上の湖の様なもので刻々と湧いているんだ、ただそれがなんらかの形でせき止められてしまって勇気が出ないんだと。
子供には自分の問題を解決できる力があって、親はそれを阻害しないで、しっかり認めてあげて、信じて送り出す。
それしかできないんです、課題は分離して考えよう。
がんばれぼっちゃん!
おとうさんがついてるからね。