ドラえもんなら
空を自由に飛びたいな
って言えば
はい
タケコプター
って渡してくれて
わぁい 空を自由に飛べるぅ
って
夢を叶えてくれるんだけど
どんな夢を叶えたいって聞かれて
空を自由に飛びたいなって答える大人はいないんだなこれが
なんか社会に貢献したい的なね
そういうぼんやりした望みを言うわけなんですよ
だから質問が悪いんですね
夢はなんですか、とか
なんの制約もなかったら何がしたいですか
とかいう魔法の質問があるんだけど
この質問は子供にとっては使いやすいかもしれないけど
いい大人に投げかけてもあまり意味がない
コーチング受けたいです!って張り切ってくる顧客にはいいのかもしれないけど
普通の会話の中でこの質問をしてもなかなか発想が追いついてこない
それなら
十日間の休みで何がしたいかとか
もし2倍の給料であそこの会社から声かけられたら行く?とか
少々リアルな質問をしてから少し抽象度を上げた質問に移っていく方がいい
いきなり場当たり的に夢を聞いても普通は答えられないからね
そこのところコーチングでもカウンセリングでもコンサルティングでも注意した方がいい
逆に子ども相手ならもっと夢を持てそうな質問でもいいかもしれないね