クライアント役のコーチの人がこう言うんです。
社員全員がビジョンを持って生き生きとコミュニケーションしていてアイデアもどんどん出て
そんな未来のイメージ
ってか、この手のスクールに通う人のイメージってだいたいこんな感じだよね。
それがスクールの弊害でさ
同じ思想に共鳴して集まる人たちのスクールだから、ビジョンや価値観は似通ってくる。
そこに限界があるんだよね。
何年も前の動画を見ていても直近の動画を見ても、生徒の思考って同じ。
それだもん、コーチングなんか簡単に感じるよね。
近所の人のトラブルとか家族の話だって結局そのスクールに通う人たちはどういう未来を考えるかって言ったら、つまるところ
いい人間関係、コミュニケーションが円滑になってお互いに関わっていれる状態
に行き着くことだもん。
それはスクール生に限らずどんな人でも持ついいイメージなんだから対処がしやすいんだ。
そのイメージができた時にどういう風に関わっている?周りはどう?なんて言っていたらコーチングが進むんだから、らくだよね。
でもさ、私の現場は違うわけ。
セクハラがある、パワハラがある、思うてたんと違う、やっぱやりたいことじゃなかった、勝手なことばかり言ってくる人たち。
市井の人の考えなんてそんなもんです、自分の今の事だけが頭にじっとりとこびりついて、未来どうしたいかなんて考えられず苦しんでいるんです。
そんな人に未来どうしたいなんて聞けますか?
主体的に考えられる力のない、なんでも親まかせ他人任せで生きてきた人相手に、今この時から主体的に考えるなんてできないんだ。
そして、我々はそれをトレーニングするためにいるのでもない。
そういう中で仕方なく、良くもなく悪くもない仕事を選んでいく。
そこに主体性があるのか。
そして、普通の人にコーチングしたら普通はきちんと感じたり考えたりはできない。
自分で未来を作っているという感覚がない、主体的に未来を変えていこうっていう意思を受け取れない。
わたしは、未来のビジョンを描いて主体的に未来をつかみ取ろうとする人の役に立ちたい。
未来のビジョンを描けるような教育をしたい。教育ができる環境を作りたい。
そんな気持ちがすごくある。
コーチングの限界を感じ、新たな可能性は新しい地平にあることに気づいた。
ぜひファイターズに採用されて、人が育つ場所を作りたい。
そうしたら、おとうさんはきっと、子供に誇れる仕事をしてるって、自分で自分のことを褒めてあげられるんじゃないかな。