瞑想には色々種類があります
仏教で瞑想というと座禅のことをまず思い浮かべる
座禅の仕方
目はつむらない、半目ですね、半目にした時により目で眉間の上、いわゆる白毫を見るようにする。見るように、なので見えなくてもいい。
足は組んでも組まなくてもいい。
心は『阿』の字をイメージする。
または呼吸をする時に数を数える数息観
、いずれにしても心の持ちようが難しい。一番簡単にできるのはきっとヴィパッサナー瞑想だと思う。
ヴィパッサナー瞑想は簡単に言うと実況中継であります。
自分の感覚を実況中継する、動いても動かなくてもいい。動くならゆっくりと動き、
右の鼻の鼻腔の裏を息が入っていきます入っていきます、出て行きます出て行きます。
動かないなら、座っている時のお尻の感覚、椅子にお尻が付いています付いています、と実況する。
ヴィパッサナーではないがマインドフルネス瞑想というのもやり方は似ている。
マインドフルネスもその名の通り、自分の感覚を感じ取ることだと思う。
椅子に座りながら行う時は、足先から頭のてっぺんまでスキャンされるように光の筋が下から上までゆっくり上がっていくようなイメージを持って自分の感覚を感じ取る。
これだけでも大変に難しいです。
15分くらいやるだけでも、心がここにあらずになり、やり直すことになります。
心がここになくてはいけません、黙って座っていると心があちらこちらに動きます、ああ、あの時こうしておけばとか、なんであの人はあんなこと言って来たのかとか、そんなことが心を支配して来ます。
あるいは、ぼーっとして何を考えていたのかわからない、寝る寸前になるみたいな、これも心はここにありません。
心がここにある状態、今ここ、の状態を作るのが瞑想ですから、ぼーっとしていてはいけないのです、自分の感覚に集中する。
その後に、正心調息法を行います。
瞑想に似て非なる呼吸法です。
手をこのように組みます。
組んだ手は臍の下の3センチの丹田におく。
そして息を鼻からゆっくりと吸う。8から10秒かけて吸う。
組んだ手と手の間にできる空洞に息を込めるイメージでもいい。
この時に息を止める、止めている間、願望がかなっている状態をイメージする。ありありと臨場感を伴ったイメージ、その時何を感じ誰といてどんな服を着てるか、ありありとイメージする。
そして息を吐く、ゆっくりと口から吐く20秒以上かけて吐く。
作詞家の阿久悠さんがこの呼吸法をするとどんどん成功していったという話があるので本当に成功する人はこういうことをやっています。
わたしも中2からこの呼吸法のことを知ってやったりやらなかったりする飽き性なので集中してやっていこう。