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南海トラフでスロースリップ!防災意識は常に!

まずはNHKの記事の引用から

今回、「スロースリップ」が確認されたのは、豊後水道沖や紀伊水道沖など合わせて7か所で、いずれも陸地から50キロ以上離れています。
海上保安庁は、南海トラフで想定される震源域や、その南の海底あわせて15か所ほどに地盤の動きを観測できる装置を設置していて、東京大学とともにデータを解析したところ、平成30年までに7か所で確認されたということです。
このうち紀伊水道沖の2か所では、平成30年ごろ、南東方向に向かってそれぞれ6センチと8センチ動いていました。
プレートの境目がゆっくりずれ動く「スロースリップ」は、動きの変化が南海トラフの巨大地震と関連しているのではないかと注目されている現象です。
陸地から遠く離れた海底で実際に捉えられたのは今回が初めてで、メカニズムの解明や防災対策につながるのか期待されます。

NHK NEWS WEB 関西 NEWS WEB 1/16 8:45 より

 

スロースリップというのは、プレートという地表を覆う100kmにも及ぶ岩盤のこと。このプレートの境目が、体に感じるような揺れを起こさずにゆっくりとずれ動くことで昔は「ゆっくり滑り」とほんわかした日本語で言われていた。

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日本は3つものプレートの境目になっている非常に危険な場所です。

日本海溝」のプレートの境目がある千葉県東方沖では、数年おきに「スロースリップ」の発生が確認され、その後、比較的規模の大きな地震が起きやすくなることで知られています。

スロースリップを海底で捉えられたのは今回が初めてということなので、今まで研究の蓄積がない状態、この状態で地震の予測というのが可能かどうかは定かではないが、スロースリップの後2ヶ月後くらいに大きな地震が来ていたようで、2011年に起きた東日本大震災では、本震が起きる2ヶ月前から、震源のすぐ近くで「スロースリップ」が起きていた。

 

ちょっとザワつくニュースだ。毎日の防災意識は引き続き持って、いつ地震が起きてもいいような意識、準備はしておこう。