今日はES添削を請け負った
まあ、ズタボロのESを持ってくるんで、何から指摘したらいいかわかんないくらい。
英語を頑張ったとある、TOEICそれが何か?という感じ、分析力があると書いておきながらあまり分析力を感じられない内容。
それを目の当たりにして周りのエージェントはやる気をなくす。
自分の軸がない、言葉が支離滅裂、日本語としてどうか。そんな言葉を漏らす。
もちろん本人は目の前にはいない、本人は帰った後でそうエージェントが漏らす。でもさ、せっかく相談しにきてるんだからそんな考えを持たなくてもいいんじゃないかと思うわけで。
いろいろ書いてはいるんです、でも支離滅裂なのはすぐに治せるんだ、きちんと本人のことに関心を持ってさ、自分軸は必ずあるって信じて関わらないとさ、初めからこの子は軸がないって思って関わられればその子に軸は見えてこないよね。
自分軸を見つけるヒントを探すのがエージェントの仕事なんだからさ。
言葉の中にあるその人しか持ってない経験を見出すんだよ、ありきたりの言葉しか使ってないならその言葉ではない別の言葉を使ってその人の世界を外から照らしてあげるんだよ、そうすれば本人は、ああ、そういう見方もあるんだと、自分の中の世界がひらけてくるんだよ。
そんなこともわかってないで10年もあんたら仕事してんのか、と喝を入れてやりたくなった。
10年も同じ仕事してたら甘くなるよね、自分に。コーチは自らもコーチングを受け、普段に努力するんです。
僕はこのエージェント、カウンセラーたちのようにはならず、常に目の前の人の可能性を信じて、勇気づけの扉を開けてあげるんだ。
子供に対してもおなじ、可能性を信じ切るのだよ。コーチってのはそれが使命なのさ。
と息巻くコーチなのであった。