リーマンショック級が起こらない限り
過去にそういえば、安倍首相は国会やマスコミに対して、消費税10%への引き上げについて「リーマンショック級の出来事が起こらない限り予定通り実施する」との見解を繰り返していましたよね。
リーマンショック級の例として「世界経済危機や大震災など」を挙げていました。
さて、今回のコロナウイルスショックは、果たしてその、リーマンショック級に当たらないのでしょうか?
内閣府が9日発表した10-12月期GDP改定値では、前期比年率が▲7.1%。
GDPがマイナスとなるのは5四半期ぶりであり、マイナス幅としては、前回の消費税率引き上げ直後、14年4-6月期の前期比年率▲7.4%以来最大だった。
9日の日経平均は大幅に続落し、2万円を割り込んでいる。
新型コロナウイルス感染拡大や暴落した原油相場や円高進行が主要な売り要因とされた。
リーマンショック時の同時期のGDPは、2008年10-12月期が▲9.4%、翌1-3月期は▲17.8%と、確かにまだリーマン級には届いてはいない。
ウイルスが収束すれば回復するだろうと鷹を括っていると安易な政治家たちは思っていると感じます。
しかし、コロナウイルスショックなんてものが想定外だった頃からすでに、2020年オリンピック以降は景気は後退すると言う大方の予想がありましたから。
そしてそれに輪をかけてのコロナショックですから。
今後の日本が本当にリーマンショック級のマイナス成長を記録する可能性は捨てきれないです。
今のうちに、約束した消費税の引き下げ、あるいは廃止をする時ではないでしょうか?
内閣の支持率も大幅にあがると思いますけどね…