理由をつけて有休を取った。
有休ですからずるも何もないんですが、仕事場に特に居なくてもいい感じなので適当に理由をつけて休もうかと。
居なくてもいいので帰りますと言いたいところだけれど、やはりそれでは社会的に抹殺されますのでそれなりの理由で有休を取ったわけであります。
そのままうちに帰らずに、ブラブラ本屋で時間を潰しているのが楽しい限りであります。
常に何かしなければならない、という強迫観念のもと生きて参りますと、こうした一休みの時間をおくと、何かしなければならないなんてことは、全くないんだな、ってことに気づきます。
自分が任務として与えられていることはやっている、後は手伝いか誰かの穴埋めでしかないんだ。
手伝わないことに対して文句を言われる筋合いはないのだから、やるべきことをやったわたしはもう、居ても居なくても基本的にはいいのです。
専門職と総合職というのが居て、わたしなんかは総合職ですが、専門的なことをするために雇われている方達はたくさんいるわけですから、そういう専門的なところにまで私が入らなくてもいいのであります。
総合的になんでもできるので、あちらこちらに顔を出しては色々手伝っているわたしは、本当に総合職なのでしょうか?何でも屋ってのは総合職っていうんですかね?
今の仕事は割りに合いません。
そういう時、今の仕事を懸命にやっていれば道が開けるというお説教が世には溢れています。
しかしですね、今の仕事を一生懸命にやっても、特にヘッドハンティングなどはかかりません。普通の人にはお呼びなどかかりません。
相手のほうから自分をオーダーしてくれるなんて都合のいい考えは捨てて、まずは自分から自分を売る活動をしたほうがいい。
雇われたいなら転職活動をした方がいい。
今の自分を変えたいのに、変わるために今のことを一生懸命やっていたら、今という時の流れに飲み込まれるのです。
変わりたければ動け。外に向かって動け。
嫌ならやめるそれだけです。
やりたいことなんですか?って質問に
YouTuber!って答える子供がいたら、
すぐにYouTuberにしてあげましょう。
どれくらい手間暇かかるか、体験させましょう。
簡単にできることに、手をこまねいている場合ではありません。
横で事故がある、高齢者同士の玉突き事故だ。
ジジイとババアが、やったやらないでわめいています。道幅なんて広ーくある二車線の道で事故るって相当ですね。
本屋で買いたかったのは多和田葉子さんの本だったのですが、ありませんでした。
こういうところが1番田舎で困るところです。
すぐに欲しい本が手に入らない。
すぐに効果を求める、すぐに手に入る、即効性を求める自分の魂はとても卑しい。
図書館が開けば著書は全て読めるのに、待てない。でも、Amazonではポチりません。少し待ちます。
ゆっくり待つことも大事ですと自分に言い聞かせる。
うちにも帰りません、たまには自分の時間を持つことも大切です。
在宅勤務する時間があれば、ゆっくり流れる季節の移り変わりをもっと楽しめたのかもしれないと、ずる休みをして感じるわけであります。ズル休みしてんだから感じる時間はあります。
今このときです。
このときが楽しいです。