今朝、自転車を走らせていると、小学生のきょうだいが2人歩いていた。
おねえちゃんらしき方が泣いて歩いている。
何だか学校に行きたくなさそう。
その隣でおとうとらしき方が、おねえちゃんの肩にそっと手をやって、横断歩道を渡って行った。
とても温かい光景だった。
コーチングだカウンセリングだとなんだかんだ言っても、いくら技術を磨いても
そっと肩に手をやることの方がその何倍も効果があるっていうか、癒されるというか勇気づけられるってことなのかもしれない。
例えば職場で人間関係が悪くてやめたいなんていう人がいたら、その悪くなってる原因の人に対して
あんたは間違ってる!直せ!
って…言えないよね。
だから自分が変わるしかないんだっていう話になっちゃうんだけどね、なかなか自分自身も変えられない。
相手も変わらない、自分が変わるのは納得いかない、そんなことってよくある。
だからそんな人に対しては、そっと肩に手をやって、大丈夫だよと言ってあげる気持ちでただ話を聞いたり、一緒に悲しんだりする。
それで十分なんだと。ただ一緒にいることのありがとうを想う。
きょうだいをみてそうおもう。