やりたいことをやるだけさ

育児、コーチング、自己啓発、アドセンス、やりたいことをやるだけさ

調子の良い時・悪い時にかける言葉のコツ

メンタルのコーチをしています。

それなりに成果を上げています。

 

野球でもサッカーでも

仕事の悩みでも人間関係でも共通するんですが

コーチングするときも普段の会話の中でも声掛けのコツがあります。

お読みいただきぜひ参考にしてみてください。

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調子が上がっている人たちに声をかけるとき

 

「〇〇君の〇〇の調子がいいね」ってう声掛け

そう言う声かけは絶対にしません

 

調子がいい時に、具体的に調子がいいところを言ってしまうと

言われた相手はそこを意識しちゃうんです。

過剰に意識しちゃうんです。

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なぜ調子がいいか、どこが調子いいか、はいわない。

 

調子よくなっていくというときには

いろんなことを考えながら

徐々に徐々に調子が良くなっていって

無意識でプレーできるようになると好調なんですね。

 

それを、なぜ好調なのか

どこがいいから好調なのか

って指摘しちゃうと

無意識から意識の状態に引っ張り上げちゃて

動きがぎこちなくなったりしてかえって調子が悪くなったりする。

 

よくありますよね

ボウリングとかでも

期せずしてストライクを立て続けに取っていたら

急に意識しだしちゃって

自分のリズムが崩れちゃってなげれなくなること。

 

調子がいい時にかけることば

「今日も頼んだよ」

「まかせたよ」

「期待してるよ」

とかポンっと背中を押してあげるような一言だけで十分なんです。

 

調子が悪い時には

 

逆に調子が悪い時って

どこが悪いんだと、いろんなことを考えだしちゃってますから

声をかけるときは

 

ちいさなちいさなこまかなポイントを指摘してみることです

 

ここさえよくなればすべてうまくいくから

この一点に集中しようと声をかけると

 

それまでああでもないこうでもないといろんなことを考えていた人が

一か所に意識を集中していくので

調子が悪かった時の悩み・迷いが吹っ切れるんです

 

インナーゲーム

これはコーチングの元祖ともいえる

ティモシー・ガルウェイの「インナーゲーム」でも

「セルフ1」「セルフ2」という概念で説明されています。

 

 テニスのコーチであったガルウェイが

自分で教えていたことが

あらゆることに応用できるのでは?と理論化したものです。

 

「セルフ1」は意識的に動いている自分

「セルフ2」は無意識上の自分ということです

 

「セルフ2」にまかせて動けばうまくいくということなんです。

 

自分の動きの一点を観察する、動く瞑想=ヴィパッサナー瞑想によく似ています。

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自分に気づくということは自分の動き(心の動きも含む)を

自分で観察することなんです。

 

観察の仕方はどこか一点に集中する。

 

集中するというのは、その一点の動きを心の中で実況中継すること。

 

調子が悪くなっている人に声をかけるとき

調子の悪い自分がいるとき

 

ぜひ試してみて下さい。

インナーゲームも読んでみたら面白いですよ。