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「チャンスを広げる思考トレーニング」を読む

チャンスを広げる思考トレーニング

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2002年に発売されたんですが、中身は古くない。

 

「みんなにAをつける」手法

 

人にこう接することで活気が生まれ、自分も 相手も確実に変化する。

人との接し方が変わり、自分の考えや気持ちについて

自由に語れるようになる一方で、

相手がなりたいと夢みる人物になれるように手を差しのべるようになる。

 

「Aをつける」ことで、尺度の世界にあった人間関係が、

可能性に満ちた宇宙へと移動するわけだ。

「Aをつける」手法はあらゆる立場のどんな人にでも使える。

ウェイトレス、雇用主、義母、相手チームの人、道路を走る他のドライバー。

Aをつけると、自分の判断基準で相手を値踏みせず、

敬意をもって相手に話しかけるようになる。

そうすれば、相手に自分自身を表現する機会を与えられる。

まだノミを入れていない粗い石のなかに秘められた像に視線を向けることができる。

敬意をもって相手に話しかけるようになる。

 

Aをつける方法

このクラスの全員にAをつける。ただし、ひとつ条件がある。

二週間以内に、来年の五月の日付でわたしに手紙を書くこと。

書き出しは「ザンダー先生。わたしがAをとったのは…」として

できるだけ具体的に、最高の評価にふさわしいどんなことが

五月までにあったのかを書くように


未来の時点から振り返るように書き

一年でどんな洞察力を身につけ

どんな飛躍があったかを過去のこととして報告してもらうのだ。

すべて過去形で書かなければならない。

「したい」「する予定だ」「するだろう」という表現は使わない。

 

書きたければ、達成した目標や入賞したコンクールのことを具体的に書いてもいい。

しかし、とくに関心があるのは

来年の五月までにどんな「人間」になっているかということだ。

したいことをすべてし、なりたい人物になった結果得た、

ものごとに対する姿勢、感じ方、世界観に関心があると説明する。

 

自分が手紙に描く人物を熱烈に好きになってもらいたいと伝える。

 

自分にAをつけるのは自慢することでもうぬぼれることでもない

自分のしたことを吹聴するのとは全く違う

無条件にAをつけることで成功と失敗の枠から飛び出し

尺度の世界から可能性に満ちた宇宙に移ることができる。

 

ありのままの自分をみて、ありのままの自分でいられる世界。

 

やってみよう

何も抑えたり否定したりせずに。

 

お子さんにAをつけてあげてください。

親にAをつけてあげてください。

奥さん、旦那さんにAをつけてあげてください。

同僚、上司、部下にAをつけてあげてください。

 

参考図書

「予祝」はこれと同じことやっています。

 コーチングも同じです。ゴールから考えるということです。

なんも制約がなかったらどうなりたいか考えることです。

 

パクリではないとは思いますけど

こういう方法は全世界共通の方法なんですね。