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【かんたん】採用試験や就職試験での小論文の書き方のコツ【シンプル】

社会人採用や経験者採用の公務員試験

あるいは大学などの中途採用者の試験などでも

小論文は必須の試験となっているようです。

 

今日のクライアントが

小論文のことで悩んでいたので

アドバイスしたことを

シェアしようと思います。

 

小論文のテーマはただ一つ

小論文はだいたい

800字から1000字くらいで書かせるものが主流。

 

公務員試験なら

「あなたが(〇〇市役所などの)公務員として、あるべき姿を書きなさい」

とか

「〇〇県の課題と考えているものを挙げ

 その対策とこれから〇〇県庁職員として果たすべき役割を書きなさい」

とかね

「看護職員として求められることを書きなさい」

とかね

大体テーマの書かれ方は違いますが

求められてることは同じですね 

 

「現状の課題点」

「その解決法」

「解決に向けたあなたの役割」

です

 

 このほかにも「学生時代に頑張ったこと」

 とか書かせるのはありますが

 

 それも

 

 「なぜそれを頑張ったかという理由ー課題設定」

 

 「その解決のためにどうしたか」

 

 「これから働くにあたって自分ができる役割」

 

 という風に考えていけばいいわけです。

 

 いま

 

 みなさんが受けようと思っている

 

 会社、業界があれば

 

 その会社や業界の課題というのを

 

 まずは調べてみることから行いましょう。

 

書き方のパターンは一つ 

おおむね下図のようなパターンです

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 順に説明したいと思います。

1:課題の設定

 調べてみた課題を見つけたら

 書き出しはまず

 私は〇〇市の課題は△△だと考えます。

 です。

 課題や問題点は、その会社や業界や役所に入りたいと思うなら

 単語レベルでいいので暗記しておきましょう 

 

 その課題を補足するデータがあればそれも付け加えておきましょう。

 

2:なぜその課題を設定するのか

 小論文ですからこのテーマで書けば正解!というものはないです。

 ないですが

 そのテーマを設定することがなぜ大切なのかという

 理由をきちんと書くことが求められます。

 この場合、理由というのは

 設定した課題が解決された状況=ほんとの目的のことです

 短くても論文ですから

 論文は主張と理由と例示とさらなる主張の繰り返しです

 

3:その課題を解決するためには○○が必要である

 大きな課題を解決するための手段として

 いくつか考えられることを挙げます。

 試験当日までテーマを知らされていない時には

 課題や手段を考えるときには自分の経験からひねり出すしかないです

 自分が困っていたこと、自分が解決したこと、似たケースは経験上なかったか

 変に抽象的なことを書くよりは自分の経験を書くほうが良いです。

 

 そして、予想される反論も少しだけ書いて

 確かに・・・かもしれないが・・・のメリットがあるため

 と、書くとよいです。

 

4:その〇〇を達成するには△△が必要である

 3で設定したいわゆる中目的、それをこんどは達成するためには

 さらに小さな「小目的」を設定していく。

 

 とてつもない大きな課題を設定すれば

 一気にそれを解決する方法は

 普通はありませんから

 

  問題は小さく分解していく。

 そして自分が解決できるレベルにまで小さくして次につなげます

 

5:△△を行うために自分は貢献できる

 小さなレベルにまで問題を分解したことで

 大きな課題を大上段に掲げて政治家や評論家のように

 言いっぱなしで終わらせない。

 

 具体的にどうすることがいいと思っているのかまで書けるのです。

 

 「このように、大きな課題を達成するためには

  △△といった小さな目標を達成していくことが必要であり

  その小さな目標を達成するために自分がどうかかわれるか」

 

 ということを書いて締める。

 

 自分がかかわれるのにも理由を書きたい

 どうしてその小さな問題に自分がかかわれるかという理由には

 「私は今まで◇◇のことをやってきたからだ」という

 「職務経歴」につなげるのです。

 

 こうして、小論文を職務経歴書につなげることができるのです。

 

6:一貫性が大事

 面接ー職務経歴書ー小論文 これらは一本の軸でつながっていないといけません

 小論文でも気を抜かずに価値観や志望理由を一本の軸で貫かせます。

 すると、面接などでもどんな質問にも絶対にぶれない自分ができます。

 

 あと、文はなるべく3行以内に収めましょう。それ以上だと読みにくいです。