やりたいことをやるだけさ

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祖母が中途半端に元気で施設に入りたがらないから困る

昨日、祖父母の家に行ったんです

 

母が祖父母の面倒を見ているというような状態で

母がほぼ毎日祖父母の家にいるのですが

母ももう年なので

祖父母の面倒も見切れないと嘆いている

 

94と93と祖父母、特に認知症でもなくトイレも自分でできる

世間的に見れば、施設に入る必要もないのでいいですね

と思われがちだけど

母にしてみれば、毎日ご飯作ってあげないといけない

風呂は一緒に入ってあげないといけない

母がどこか出かけるとき、少しでも帰りが遅いと電話をしてくる

 

徹底的に母に依存しているような状態なんです

祖母はデイサービスに週2回通っている。

祖父はもっと元気で週1回しか通う権利がない

デイサービスの中でも祖父は一番年齢が上なのに一番元気

 

そんな祖父でも、さすがに腰がつらいみたいで

祖父としては施設に入ってもいいという気持ちがある

 

でも祖母が入りたがらない

孫である私が「もうそろそろ入ってくれないかな」といっても

「きこえないきこえない」と言ってごまかす

「介護施設に入ってくれないかな」と大きな声で言っても

「わからないわからない」といってごまかす

「そんなことしてたら成仏できないよ」といっても知らん顔

「もうすぐお迎えが来るからここにいさせて」というが

100歳こえて生きるに決まっている

耳が遠いだけで病気一つなく元気なんだから。

 

こんな祖母は早く認知症になればいいのにと逆に思う

母を解放してやりたい

母にも「世話しに来ないで、自分たちだけでやらせて、難しいって思わせるしかない」って言ってるんだけど

そこは母は優しくて「それもね、できないんだよね」という

それでも毎日通っているのを週に3にとか4日に減らしてみるとは言ってた。

 

母が少しでも自分の人生を謳歌できるようにしてやりたいが

それを決めるのは母自身であって、周りの人は何もできない

だったらあなたが祖母のうちに行けばいいのにという人もいるかもしれないが

面倒くさいので私は祖父母の面倒を見る気はないのです

ひどい話かもしれませんが私は私の生活がある。

 

中途半端に元気なのは周りの人が困る

 

30年くらい一人暮らししてて誰の世話にもならず

病気一つなく生き続けて大往生した父方の祖母のたくましさはすごかった

私にとっては嫌なばあさんだったけど

町内会の人ともお寺の住職ともずっと仲良くし続けて

まわりから愛されていた存在だったのかもしれない

 

母方の祖母は友達がいないだからデイサービスでも独りぼっちなんだ

祖父のほうは本当に元気だしデイサービスでの友達もいるみたいなので

施設に入ることをそんなに拒んでいない

 

だからね、子育てでも介護でも、大切なのは友達なのかなって思うんですよ

 

友達は多いほうがいいの?友達ができない人はダメな人?みたいな番組があって

たぶんその番組の進め方って

友達がいる人、いない人それぞれの意見を聞いて

友達がいてもいなくてもOKっていう結論で終わるような展開じゃないですか

 

でもね、友達がいるいないというよりも

友達とのかかわりの中で

「他人とうまくコミュニケーションをとる」っていう作法をみにつけることが重要で

「まわりと協調してやれるけれども、それでも一人を選ぶ」

っていう選択肢であればいいんだけど

 

うちの祖母みたいに、はなっから人とかかわる作法をみにつけないで

大人になってしまったら、本当に一人で生きられなくなったときに

助けを求められないんだと思う

 

だからコミュニケーションの作法をみにつけるうえで

友達をつくるっていうのが最も近道だし

 

近くに助けを求められるような、逆に、困っていたらこっちが助けてあげられるような

友達の存在っていうのが、人にとって一番大事なんじゃないかなと思うんです。

100歳近くになる祖母に友達作ろうね、って言ったって作れるわけないんだから。

 

いろんな人とかかわる、友達をたくさん作ることの大切さを

小さいころから教え伝えることは勉強ができることよりも大切なことなのだ。

後は、祖父母の世話をしないことを、母に決断してもらうしかない