ニセコ、そして洞爺湖とめぐってきてキャンプでしたが
何が楽しかったか、印象を振り返ります
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1日目 ニセコ 五色温泉
あいかわずの安定の曇天で景勝地にもかかわらず何にもいい景色がなかった
景色はともかくとしていたので、べつに残念なことはないが
やっぱり曇天よりも晴天のほうがいいに決まっている
いい写真が取れなかったが、子供は楽しそうにしていた。
五色温泉に到着すると山の天気だから晴れたと思ったらすぐに雲が出てきて
非常に不安定な天気だった
晴天の合間を縫ってニセコアンヌプリとイワオヌプリの写真を撮れたのは良かった
温泉は格別だった、温度の高い硫黄泉と酸性の強い(PH2.2!)温泉で子供にはきつかったろう。
でも翌朝、朝風呂で入りに行ったら湯温が低く
日によって変わる地球のすごさを感じる
温泉にはどこかの少年団でしょうか、キャンプできてたんでしょうね
子供たちが多く、付き添いのお兄さんたちといろいろ話をしていた
子供はお兄さんに地球の事や人類の事、自然の事、いろいろ聞いていて
お兄さんはレンジャーなのかなすごく知識が豊富で何でも答えていた。
うちの子にもこういうキャンプ少年団的なところに
夏休みには行かせて成長してもらいたいと思った。
五色温泉は食事もよかった、妻からは「食事は期待しないほうがいい」
といわれていたので、それほど考えていなかったが
夕食はお鍋、さしみと、よくある標準的な旅館の夕食っていう感じのものが出て
安心した。
その時初めて1泊9000円台だったことを聞いたので、そのくらい払うならこのくらいのクオリティじゃないとねと思った。
WIFIはつながらない、テレビも雲の状況でたまに映らなくなる。
でも、ここに来るとそんなことはどうでもよくなる。
テレビなんて別に置かなくてもいいんじゃないか。
今の時代もう誰もテレビなんて見ないでしょ。
旅館に来てマイクラの特訓をするぞと
macやらipadやらを持ってきたが
実際にやれたのは2~30分くらいで子供は残念がっていた。
夜、星空がきれいだったので子供を連れだした。
星の撮影に成功したのでとてもよかった。
もっとうまく撮れるようになりたい。
三脚の雲台とカメラを接続する部品を持っていくのを忘れたのが残念だった
その写真をツイッターに投稿しても意外といいね数が伸びなかったのが残念だった
夜の撮影が終わった後、風呂に入りに行くと、温泉の主人が浴槽を洗っていた。
ずっと住み込みで温泉にいる、温泉の従業員も住み込みで働いている
そんなしごともいいなあと思った。
喧騒から離れて、ここに来たい人たちだけを相手にする。そういうのがいい。
五色温泉のとなりに野営場があり、そこを拠点にして、温泉だけ入って
泊はキャンプという人のほうが多かった。
お金かからなくてそれがいいのかもしれない。湯治するならキャンプがいい。
二日目、洞爺湖キャンプ
仲洞爺キャンプ場に行くことにした。
キャンプ場ガイドのランキングでトップ10入りしていたからだ。
料金も大人700円子供400円で入場できる。
おしゃれなキャンパーが多かったらしい、気にしていなかったが。
自分のうちはDCMホーマックの商品ばかりだったが、私は気にしていなかった。
だが、妻が「うちだけだったよDCMは」というのを聞いて
やはりキャンプ場でも体裁というのはあるんだなあと残念に思った。
すこしずつおしゃれなキャンプ道具にかえていくのがいいのだろうか。
でもなんか、何しにキャンプに行ってるんだ、という気になる。
そんなにおしゃれキャンプがいいなら別の人と結婚すればよかったのに
と、妻をねじ伏せたくなるが、まあいい。
焚火を楽しんだ。ただそれだけだった。
それだけでもよかった。
ただ、おしゃれなのはどうでもいいんだが、カヌーに乗ってる人を見て
自分もカヌーやりたいと思った。
今はゴム製のカヌーがあってパックラフトというもので
それが欲しいと思った。
たためるので持ち運べる。
ドヤ顔でカヌーをランクルで運んでるやつらっていけ好かない。
おしゃれキャンパーを気取っている奴らとおなじくいけ好かない。
そもそもあんなカヌー、うちの車じゃあ持ち運べない。
あんなやつらみたいなことはしたくないんだけど、カヌーはしたい。
それがパックラフトで実現できるかもしれないのでお金を貯めたい。
こういう風にどんどんキャンプ道具を増やしていくと
うちのクルマじゃあもう運べない。ルーフも欲しくなる。
車を買い替えるならデリカにしたい。夢のまた夢だな。
キャンプもはじめのうちはキャンプやること自体が楽しかったが
次第に別の方向へ野望が膨らんできている。
わたしにとってキャンプすることはすでに目的ではなく手段と化してきている。
しかしそれでいい。おしゃれキャンパーたちはきっと
おしゃれな自分たちを見せたい、という目的で写真を撮り
動画を撮り満足しているのだろう
わたしはそうではなく、自然と一体になる試みがしたい。
もはや焚火もファッションとなっているのだ。
もはやキャンプ地にも人間の欲望がはびこっているのだ。
欲望から離れるために湖に展開していきたい。カヌーならそれが可能であろう。
妻にはそれとなく
おしゃれキャンプならきっともっとデカイ車がいいんじゃないか、
もっといいキャンプ道具そろえないとね、と嘯いて
車購入とキャンプ予算を捻出させよう。
キャンプは終了し帰り道
有珠山の火山科学館というところにいった。
たいして期待もしていなかったのだが、こどもが西之島・南硫黄島好きなので
寄ってみた。
これが良かった。
入場料はJAF会員なら大人2人と子供1人で1350円。
入ると場内には有珠山爆発の歴史と被害のすさまじさ
被害にあった軽トラの展示
火山クイズとかあった
なかでも、必見なのは30分ごとに上映される火山シアター
ミニシアター風の会場に入ると上映がスタート
昭和後期の西部警察的な、大映テレビ的なナレーションが
やけに古臭くてとても面白くて怖い。
それに加え、恐怖を煽りたてる音楽この音楽がよかった。
なんか昭和的な映像と音楽の怖さって、いいね。
この絶妙な演出が火山の恐ろしさを十二分に伝える。
うちら家族は席を1席ずつ離れて座ったが
怖すぎたので子供とくっついてればよかった。
本当に怖いんですよ、下手なホラー映画より怖い。
目の前で猛烈に火山が吹き上がるのが現実の映像だし
おまけに本当にもうそろそろ再噴火するんじゃないかっていう時期なんです現実的に。
前回の噴火が2000年なんですね、20年周期くらいで噴火してるんでもうそろそろなんで、その現実と映像がミックスされて恐怖が伝わる。これはもはやARである。
すごく面白かったのでぜひ見に来ていただきたい。
ここらへんで働いていた時期もあったんだけど、働いているときには見に来てなかった。
転勤して、その土地で働いてると、なぜかその土地の観光名所とかにはいかなくなる。
なんか、働いているときの嫌な現実が紐付けられて、もうこんなところには来たくないって思うから、その時は観光なんてしないんだよなあ。
でも、改めて観光客として来てみると面白かったりする。
なんでこんなところで働いていなきゃいけないんだという現実があると、その気持ちが観光にブレーキをかける。
転勤族はいろいろ観光できていいでしょって言われたりすることもあるけど、そんなことはない。
私に限って言えば転勤先で仕事してるときはその土地の観光なんかしない。
毎日の生活が貧しく感じるのもそのせいなのかもしれない。
旅の振り返りは続く。
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