叱るよりささやけという本を読んだ
叱るよりも、本人の耳元で吉兆のおかみよろしくぶつぶつとささやいた方が本人の自発性を高めていい結果になる、ということを解説した本、ではない。
ささやくというよりもむしろ叫んでいる
何に対して叫んでいるかというと
子どもに対してである
なぜ叫んでいるかというと、その子どもに可能性を見出し、感動しているからなんですね
自分の感動を言葉にして子供を乗せていく
そして実際に試合に勝って感動させ
さらに成長させていく
印象に残った言葉
感動の感覚を教えていかないといけない
感動すると子どもは絶対に伸びる
感動こそがスポーツの中身
感動なくしては成長の材料も少ない
予想以上に結果が良かったというのは自信になる、その時の感動やはり素晴らしい
試合で勝って感動する、やった勝ったぞ、記録出したぞ、その感動を生かす、そこで立ち止まってらあかん。
すぐに新たな感動を求めていく
古びた感動を自慢してもあかん
未来への感動をどうやって求めるかを考えるのがコーチの役割
大切なのは情熱と言葉
子供を乗せるセリフの引き出しをいかにたくさん持っておくか
『僕ちゃんすごい面を持ってるでもったいないぞそれほどの素質を中途半端にしとったらあかん、だからおっちゃんここまで加勢したいんや』
子供を育てるのに大事なことは環境と出会い
上手い指導者と出会って
環境がそろったら変わる
目の前の損得抜きで関わる
子どもに関わるとき打算をしない
自分への投資を怠らない
指導者とは不可能を可能にする人間
どんどんけしかけていく。
本人の努力のみに任せていたのでは足りない
コーチの積極的な仕掛けが差を生む
自発性を出させる言葉、乗せる言葉。
ご褒美も必要子どもの心理を読む
慣習的な練習はだめ
練習のための練習に留めてはいけない
叱らない、褒める
褒めるのと甘やかすのとは違う
褒めるタイミングは自分が感動した時
感動と感激と感謝の三位一体のポイントを持つ
その瞬間を逃さない
おお!うまいぞ!と褒める
そこに感動があったと伝えると
子どもも感動に感染する
叱らないからこそ言葉は沢山知っとかなあかん
勝ったら選手を褒める
負けたらコーチが謝るそれが信頼につながる
腕、脚を分業で鍛える一つずつ集中させていく
成長の度合い、兄弟姉妹の感化などの要素が絡んでものすごく個人差がある、だからこそ自分自身で悩まないように
こちらから先に言葉を投げかける
わからないことは友達に聞けという助言もあればお母さんに相談するんやで、お母さんに言いにくいことは先輩に教えてもらえ、いろいろなアドバイスを送ることで問題の解決は早まる。
自分で判断しすぎる子どもには注意を払う、自分だけで問題を抱えてしまう、そういう子どもこそ早期発見せなあかん、悩みが膨らんでしまう。
些細なことに気づく人間にならなあかん。
おじいさんの言うことだからかなり昭和チックですが、人間の育成とかコーチングの本質をついていると思う
どっかのコーチングスクールで学びましたとか言うやつのコーチングなんて基本クソですよ
感動と感謝と感激ができる人間で
言葉の引き出しを持っている人間なら
スクールに通わなくてもコーチになれます
子育ても部下指導もうまくできます
言葉の引き出しってのは大切でこれは常に学ぶ必要があります時代とともに言葉は変わりますから、でも根本的なこと、感動を伝えると言うことは変わりません。
おじいさんの昔の自慢話はサッと飛ばして読んでいいけどポイントは感動。
非常にためになった本です。
私も感動感謝感激を部下や子どもに伝えていこう。乗せる言葉の引き出しもたくさん作っておこう。
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