キンキンに冷えた部屋をなんとかしたいということで、先日、オイルヒーターが欲しいという話をいたしました。
そこでは、デロンギを買うという決断をするわけですが、電気屋に行って、思いとどまりました。
何故かというと
デカい
からです。
我が家のような狭い寝室に、ドカンとでかいヒーターを置くともう、ヒーターが住んでいる家に、私らが居候してるような感じになるんで、惨めになってくる予感がして。
電気代高くなる
そしてオイルヒーターは、ゆっくり暖まる機械であることから、寝てる間絶えずつけておかなくてはいけないのです。
しかも、デロンギによれば、築年数が20~30年以上の木造住宅では暖房効率が低いため、オイルヒーターの効果を得られない可能性があるそうです。
まさにうちが築30年近くの木造の家で、しかも北国の厳寒地域ですから。
電気料金の試算の前提条件を見ると、
建物の構造・断熱性:RC集合住宅・新省エネ基準(Ⅳ地域)に適合/運転時間:9時間(リビング:13時~22時、勉強部屋:13時~22時、寝室:22時~翌7時)/外気温:拡張アメダスデータに基づいた東京の12月上旬の気温
とあります。
東京を基準に考えますよね、普通。
だから、私たちの住む地域ではそうはいかないということを念頭に置かなくてはならない。
オイルヒーターの性能をmaxで使うとしても、暖かさはそれほど感じられないのではないか、と考えるわけです。
で、性能MAXで使うとして、1200Wくらいの出力になるんなら、1時間あたりの電気代は40円近くになる、6時間だと240円、1ヶ月だと7000円近くになるのだ。
それは如何なものか。
というわけで、オイルヒーターは諦めました。でも、寝室は寒い。
ところで、今うちにはハロゲンヒーターはあります。
このヒーターの出力ワット数は500Wと1000Wの切り替え。
出力数だけで言えばオイルヒーターとさほど変わらない。
これを最大限に使えないか。
朝方、頭が冷たくて起きてしまう問題が解決されれば、別にオイルヒーターでなくてもいいのだ。
で、寝てる間ずっとつけていてはオイルヒーターと同じように電気代がかかる。
早朝の一定時間だけつけておきたい、しかし、つけるためだけに起きるのは、眠たい。
そこで、タイマーの登場だ。
家電量販店にこのようなエコタイマーが売っていますが、なんか、少しダサい。
Amazon様に何かいいものはありませんかとお聞きしましたらこのようなものを提案していただき、ちょっと買ってみた。
スマートプラグというものだ。
私はMerossというスマートプラグを選びました。直感です。
下の商品は2個入りですけれども。私は1個入りを購入。
JPのほうにチェックが入っています。日本で使えますよということです。
コンセント一個ついてるスマホの充電器よりは大きいがMacBookの電源アダプタよりは小さい箱が届く、中身がこれ。
WiFiに繋がることで、スマホからタイマーの設定ができるという代物。コンセントの穴(英語ではoutletと言います。コンセントは和製英語です、海外でコンセントと言っても通用しません)の隣に丸いボタンがあるだけ、これを押すとコンセントに繋いだ電化製品に電気が通ります。
箱の裏にはアプリをインストールするためのQRコードが。読み取ってインストールしましょう。
アプリをインストールすると登録画面が。
メールアドレスとパスワードを求められます、コンセントに電流を通すのにもパスワードが求められる時代、監視社会。
登録するとようこそ画面になり、今すぐインストールするをタップした。
インストールするデバイスをタップ、下のほうにあるsmart plug miniを選択
選択した後に、プラグをコンセントに差し込むらしい。私はプラグを差し込んだ後にインストールしましたが問題なかった。電源ボタンのLEDも点灯しました。
10秒もしないうちにLEDが緑とオレンジに交互に光り始めました。
そうするとこのプラグからWiFiの電波が出るらしいので設定のWiFiネットワーク画面からMerossのWiFiを選択しましょう。
Merossに接続できました。これでスマホから設定できるのでしょう。
名前をつけなさいと言われますので、ハロゲンヒーターと入れました。
我が家ではホームネットワークとしてFuji WiFiのモバイルルーターを使っていますので、この画面になりました。モバイルルーターを介してMerossにタイマーを設定することになりそうです。
自分のうちでルーターとか使って無かったらこの画面にはならないかも。
今名前を設定したハロゲンヒーターをタップ
スケジュール設定画面に移れました、ここから設定ですね。
オンオフする時間と電源しれてから何分後に消すかというルーチンを設定できるんですね。
早速夜中の2時30分に電源オンして3時に消す設定をします。
ハロゲンヒーターを選択
ステータスを設定。まずオンの設定をします。
時間を入れます。曜日は毎日でいいですね、全部の曜日をタップして青くします。特定の曜日だけってのもできるんですね。
するともう設定完了、早い。
同じくオフの設定も。
毎日3時にオフです。
ルーチンの名前を入力します、夜中にオンと夜中にオフの二つ作りました。
するともう完了。凄まじくやりやすい。
実動テスト。
実際に2時半になったらきちんとついて3時になったら消えました。
早朝、室温は11度、外の気温と風が強いかとか条件はあるのでしょうけど、部屋はいつもより暖かくなっていました。もう少し長くあたためようかな。
これは素晴らしい。
タイマーあるだけでこんなにしあわせになるんですね。
皆さんもぜひお試しください。