やりたいことをやるだけさ

育児、コーチング、自己啓発、アドセンス、やりたいことをやるだけさ

公認心理士になります

公認心理士のオンライン現任者講習が日曜日から始まる。

 

楽天ポイントをポイント運用して出た利益で

公認心理士の現任者講習テキストを購入。

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ただで購入できるくらい

運用益が上がっていたのでとても良かった。

投資は誰かに頼むのが1番ですね。

 

この現任者講習を受ければ直ちに公認心理士になれるわけではなく、試験を受けなければならない。

 

キャリアコンサルティング試験のような実技試験がないのが良い。

実技試験なんて嘘と演技とクライアント役の人間の相性で決まるからわたしには合わなかった。

 

その点公認心理士は筆記試験のみだからしっかり準備できるので良い。

 

で、公認心理士になってどうしたいかというと、相談相手を安心させたいという気持ちがあります。

 

公認心理士になってすぐ相手を癒したり悟らせたりすることなどできるわけもないのですが、

 

クライアントが『この人は公認心理士の人だから安心して話せる』って思ってもらえることが大切なのです。

 

コーチングもそうなんですが、まずは相手が安心して話せる環境作りをするっていうところからスタートします。いくら質問がうまくても相手が心を開いてくれないと話せません。

 

公認心理士になって「箔をつけて」いればクライアントも私のアドバイスとか素直に聞き入れてくれるでしょうし、私のアドバイスが「効果がある」と思い込んでくれる。

 

こういうのってプラセボが大切ですから、プラセボ 偽薬ですね。

 

人って、情報によって体調も心の状態も変わりますから、朝の占いとかもそうですよね、乙女座12位!とかになると絶望して出勤しますよね。そんなもんです。情報によっていくらでも人間は変えられるんです。

 

その情報ソースが確かなものになればさらに信頼する、そしてプラセボの効果が増すのです。

 

野口英世先生がくださった薬なんだからこれを飲めば治る!

と思った患者さんのその薬は、実はただの砂糖玉であったとしても、治っちゃうんです。

 

ですので公認心理士になって箔がついた私のアドバイスなら、信じていただいて、コーチングの効果も増すのです。

 

ま、あとキャリアコンサルタントの資格も有ればさらに箔がつくので取れたらいいなとは思うんですが、あの忌々しい実技試験がね…

「チャンスを広げる思考トレーニング」を読む

チャンスを広げる思考トレーニング

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2002年に発売されたんですが、中身は古くない。

 

「みんなにAをつける」手法

 

人にこう接することで活気が生まれ、自分も 相手も確実に変化する。

人との接し方が変わり、自分の考えや気持ちについて

自由に語れるようになる一方で、

相手がなりたいと夢みる人物になれるように手を差しのべるようになる。

 

「Aをつける」ことで、尺度の世界にあった人間関係が、

可能性に満ちた宇宙へと移動するわけだ。

「Aをつける」手法はあらゆる立場のどんな人にでも使える。

ウェイトレス、雇用主、義母、相手チームの人、道路を走る他のドライバー。

Aをつけると、自分の判断基準で相手を値踏みせず、

敬意をもって相手に話しかけるようになる。

そうすれば、相手に自分自身を表現する機会を与えられる。

まだノミを入れていない粗い石のなかに秘められた像に視線を向けることができる。

敬意をもって相手に話しかけるようになる。

 

Aをつける方法

このクラスの全員にAをつける。ただし、ひとつ条件がある。

二週間以内に、来年の五月の日付でわたしに手紙を書くこと。

書き出しは「ザンダー先生。わたしがAをとったのは…」として

できるだけ具体的に、最高の評価にふさわしいどんなことが

五月までにあったのかを書くように


未来の時点から振り返るように書き

一年でどんな洞察力を身につけ

どんな飛躍があったかを過去のこととして報告してもらうのだ。

すべて過去形で書かなければならない。

「したい」「する予定だ」「するだろう」という表現は使わない。

 

書きたければ、達成した目標や入賞したコンクールのことを具体的に書いてもいい。

しかし、とくに関心があるのは

来年の五月までにどんな「人間」になっているかということだ。

したいことをすべてし、なりたい人物になった結果得た、

ものごとに対する姿勢、感じ方、世界観に関心があると説明する。

 

自分が手紙に描く人物を熱烈に好きになってもらいたいと伝える。

 

自分にAをつけるのは自慢することでもうぬぼれることでもない

自分のしたことを吹聴するのとは全く違う

無条件にAをつけることで成功と失敗の枠から飛び出し

尺度の世界から可能性に満ちた宇宙に移ることができる。

 

ありのままの自分をみて、ありのままの自分でいられる世界。

 

やってみよう

何も抑えたり否定したりせずに。

 

お子さんにAをつけてあげてください。

親にAをつけてあげてください。

奥さん、旦那さんにAをつけてあげてください。

同僚、上司、部下にAをつけてあげてください。

 

参考図書

「予祝」はこれと同じことやっています。

 コーチングも同じです。ゴールから考えるということです。

なんも制約がなかったらどうなりたいか考えることです。

 

パクリではないとは思いますけど

こういう方法は全世界共通の方法なんですね。

【理想と現実】自己理解からのしごと「さがし」は苦痛である

優秀賞

先日、八木仁平氏の著書

「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」の書評をしました。

 

blog.naruzawan.net

本人のサイトで我田引水な書評キャンペーンというものをやっていたので

自分の記事を応募させてみたところ優秀賞というものになったみたいで

www.jimpei.net

 

副賞はオンラインでの1時間グループコンサルだそうです。

20人も優秀賞がいたら一人3分くらいしか時間はない。

そんなものに付き合う暇はないので別にコンサルなんて受けませんが。

 

自己理解再考

まあしかし、自己理解の方法:好きなこと×得意なこと×大事にしたいこと

は、やさしいようで根本的なことなので

本当に突き詰めて考えたら難しいものだと思います。

 

この本の巻末に質問リストがあるので、

そのリストをうまく使って自己理解を進めれたらと思いますが、

自己理解できたとしてその先、どう行動していくか、ここが本当に難しところ。

 

たとえば、この本の172ページで著者本人のやりたいことを12個出している。

 

ファッションデザイナーとか、教育系のボードゲームを作る人、とか。

 

そこから「仕事の目的」というフィルターを通したものが「仕事として本当にやりたいこと」となる、そうでないものは「趣味としてやりたいこと」となる。

 

著者の「仕事として本当にやりたいこと」は「自己理解を体系立てて伝える」ことらしいです。

 

仮にそこまで頑張ってステップをこなして「仕事として取り組む本当にやりたいこと」が見えたとして、いざ現実の求人誌などを見たときにみんなはこう思うでしょう

 

「そんなしごとあるわけないやん」

 

理想と現実は違う

 

ストレングスファインダーでも適性検査系でもそうです。

 

あなたの強みがわかったところでそれを生かす仕事はないかな、とあたりを見回しても

 

それを直接生かせる仕事なんて普通は見つかりません。

 

「自己理解を体系だててつたえる」仕事をしている会社なんてないのです。

 

だから私が書いた書評でも「若者向け」ということを言いました。

 

意欲のある若者なら自己理解を経ると無限の可能性がでてくる。

 

自分で仕事の領域を創っていける。

 

中高年齢者や

意欲のないものや

思考力がなくただただ漫然と生活保護や失業保険をもらいながら

今ある求人誌をみて探しているような者には自己理解は苦痛でしかない。

 

いや、その苦痛は別に自業自得だからいいとは思います、

何も考えてこなかった者は過去の自分の愚かさに苛まれればいいと思います。

今から考え始めれば死ぬまで未来は創り出せる

 

けれども私は自己理解のメソッドを否定するつもりはないのです。

 

この本に書いてあるのはすべて「魔法の質問」です。

こういう質問は昔から「コーチングクエスチョン」としてあったので

この本にかいてある質問が新しい発見・唯一無二というわけではないんです。

魔法の質問も自己理解なんです。

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現実への補助線

質問に答えてから、それを現実に生かす方法

 

これがわからないんですよね。

 

ですから、このメソッドで自己理解できた市井の普通の人は

「せっかく理解できたけども、そんな自分を生かせる場所がない」と現状に不満を抱くのです。

 

自分を生かせる場所は自分が創ればいいだけなのにね。

 

普通の人が普通の人にとどまっているのは

「行動するかしないか」に尽きるんですよね。

 

いくら魔法の質問・自己理解メソッドで「わかった」としても

それが「つかえる」のは難しく「現実にやっている」ことはさらに難しい。

 

「わかった」ことを「できる」ようにサポートするのがコーチのしごと

であると思うわけです。

 

自己理解の応用

有料で職務経歴書を作ってあげるサービスを行っていますが

そこに自己理解を混ぜています。

 

職務経歴書なんてみんなかいたことないし、

悪い意味で日本人的な美徳があるので謙虚だから

自己アピールがクソへたくそなんです。

 

そこで、自己理解メソッドを混ぜる。

 

これまでの仕事内容を淡々と書いている文字をよみ、

好きなことや得意なことや価値観を質問して、考えさせる。

するとその人の違った側面が見えてくる。

 

平たんだった紋切り型の職務経歴書があざやかになってきます。

 

まあこれも、「この仕事をしたい」って決まっているひとに向けられたものなので

 

そもそもどんなことをしたいかっていう段階の人には通用しないんですよね。

 

やりたいことが決まっても「おしごとつくり」ができなく

現実に転がっている『おしごとさがし』しかできない人には

自己理解はとてもつらかろうと思います。

 

それでも、私は「やりたいこと」を「やる」人生を歩きたいです。

「行動」することが人生を変える

魔法の質問を地域に根付かせるには?

魔法の質問ってご存知でしょうか?

 

質問は人生を変える

質問は人生を変える

  • 作者:マツダミヒロ
  • 発売日: 2018/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
こころのエンジンに火をつける 魔法の質問

こころのエンジンに火をつける 魔法の質問

 

マツダミヒロさんの魔法の質問は素晴らしいと思うんです。

 

思わぬ質問にハッと気付かされ、質問に答えるために考えていくとき思い出していくとき想像してるときに自分が新しくなる。

 

しつもんをするということはそれくらい力強いものだとは思います。

 

そういうコミュニケーションの和を広げれたら素晴らしいとは思います。

 

実際、そのような活動をされてる方も地域に何人かいらっしゃいます。

 

でもね、そういうものって一過性に終わることが多い。

 

ある有名なインストラクターがいて活躍する時期は一時的に盛り上がるが、喉元過ぎれば今まで通り。

 

地域になかなか根付かない。

 

若い人に学校教育の一環として何かを根付かせるというのがいかに難しいか。

 

田舎の中では魔法の質問インストラクターが比較的たくさんいるとされるこの地域でもなかなか根付かない。

 

そんなときに活躍するのが魔法の質問なんじゃないのかね、魔法の質問で魔法の質問を地域に根付かせてみて欲しいものですが、そんな質問はできないのですかね?

 

しつもんに対して、今までを振り返って考えてみることは大切なんだけど、それを行動に移せないと意味がないよね。

 

インストラクターだけ増やして、胴元が儲かる、マツダミヒロひとりだけが海外生活をエンジョイできることに全員で貢献してるだけという有様なんじゃないですか?

 

コロナ禍のなか、しつもんならオンラインでできるけど、そういうことをしてる人がいない。

 

オンラインでしつもん関連は質問力向上講座!みたいなもんばっかりで、セミナージプシー、インストラクタージプシーばかり増えてインストラクションできる場がまるでない。

 

結局、認定講師ビジネスなんですね。

 

実際にうごいて体験していく中で、しつもんをしていきながら自分自身を振り返ってフィードバックしてもらい成長する。

 

その繰り返しができるような場所が必要なんだと思うんです。

 

しつもんをして、その結果をフォローしないじゃないんですかね、しつもんしっぱなしで放置しちゃうからその後どうなったかがわからない。

 

しつもんした側の自己満足で終わってるんじゃないかね。

 

たとえば、しつもんのセミナーを受けた人も今までのわたしでは気づかなかった、と感想を漏らしても、そこから数年経ってみて、じゃあ何か変わりましたか?と聞いてみても何も変わってない。そんな人が多い。

 

そうなるとやっぱり認定講師ビジネスなんだなと思ってしまう。

 

そしてこういうしつもんも、嫌々受けられては意味がない。学校の授業でやるとしてもめんどくさいと思われたら、しつもんもなんも効果がない。

 

そして、本人のやる気があれば、別に、しつもんはいらないんだ、勝手にモチベが上がってるから。

 

やる気のない人にやる気を出してもらうための魔法のしつもんはありませんか?

 

しつもんしても、別に、としか答えられない思考停止の人間たちを相手に、どんな魔法のしつもんをすれば良いのですか?

 

誰か教えてください。

夢ノートの書き方 わたしの方法

最近また「夢ノート」「自己実現ノート」「書くと現実になる」なんていう言葉に惹かれ始めてます。

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一定周期でマイブームが来るんですが、改めてノートを書いてみようと思っています。

 

書き方のベースはNLP


わたしは山崎啓支先生の

願いが叶うNLPという本を愛読しております。

願いがかなうNLP

願いがかなうNLP

  • 作者:山崎 啓支
  • 発売日: 2009/02/19
  • メディア: 単行本
 

この本にはNLPを用いて

無意識のプログラムを変えて

願望実現に至る方法が載っています。

 

箇条書きでキーワードを書き出すと


無意識=感覚
手に入れた先=メタ・アウトカムを書き換える
五感全部を総動員した強いイメージトレーニング

言葉は無意識にアクセスできる。

願望を実現させやすい人はその願望の実現後を見ている人

 

というところなんですが、基本的にこの本の中ではイメージトレーニングを基本としている感じを受けます。

 

わたしは、この本に書かれていることをイメージトレーニングではなく、夢実現ノートにどう生かして書いているか、ということをお伝えしたいと思います。

 

メタアウトカムを現在進行形で書く

これは夢ノートとか引き寄せの法則とかで良く聞くことですよね。

 

「〜したい」という願っている言葉では「願っている状態」が実現するので、そうではなく「それが実現しています」という願い方にする、ということです。

 

それは当たり前なんですが、それに加えてメタアウトカム=願いが叶ってそのあとどうしているか、というところまで想い、それを現在進行形で記述します。

 

願望実現は当たり前、その後どうなっているか

ということです。

 

感情、リアルな身体感覚の表現


で、その現在進行形の表現方法が

 

小学生みたいな「~があります」「~をやっています」というような稚拙な表現でいいのかというところから始まるのがわたしなりの考えなんです。

 

例えば「月収100万円になっています」なんかはみんな良く書くんじゃないですか?でもこんな書き方で願いなんかかないませんよね。

 

「メタアウトカム=その先にあるもの」を書いてませんね。

 

月収100万になってどうしていたいんですかね?

クルーザーに乗って海の旅をしているんでしょうか?

田舎の広い家を買って自給自足の生活をしているんでしょうか?

 

そして、それを達成してる自分はさらに、周りにとってどんな存在なんでしょうか、どんな影響を与えているんでしょうか。

 

徹底的にメタアウトカムを突き詰めて、そこまでイメージを膨らませてこそ本当のメタアウトカムといえます。

 

表現方法を考える

 

ですが、そこまでイメージできたとして、それを夢ノートに展開するには、さまざまな感情や身体感覚を書いて、その言葉が無意識にアクセスできるようにしなければならないと思いませんか?

 

例えば最終的なメタアウトカムが「ワクワクした自分がいます」とかいうのは幼稚なスピリチュアルおばさんが書きたがるワードですが、これは極めて稚拙だと思うのです。

 

言葉は無意識にアクセスできます、無意識は身体感覚や感情のことです。身体感覚や感情というのはワクワクとかいうフレーズだけでは惹起できません。

 

刹那を表現できるのは言葉

宝地図やドリームマップなど絵や写真でもいいと思いますし、動画でもいいとは思います。


ですが、感情は刹那ですから、絵や動画や写真でその感情、や身体感覚を描き切れるか、撮りきれるか。

 

これも人によるのだと思いますが、わたしは、文章は刹那を表現できると思っています。

 

刹那に湧く感情をゆっくりと記述して感情や身体感覚を味わう。それが文章や言葉だと可能なのではないかと思うのです。

 

なので、自分だけがわかる表現でいいから、その文章を読んだらいつも同じ感覚や感情を呼び起こせるような文章能力というか叙述技術というかレトリックというか比喩表現というか、が求められるのです。

 

技術は盗め


この場合、ブログはこう書け!みたいなブログ論は一切役に立ちません。

 

自分だけがわかる自分だけに宛てた文章を書いていく必要があるのですから。


もちろん、自分で考えて書くことができればいいのですが、複雑な感情表現とかを使える達人たちは世界にごまんといます。文豪です。

 

自分の力だけでは自分のあふれる感覚を表現し切れてないなと思う時は、文豪の力を借りて自分のイメージに合う表現を探していくのがいいのかなと思うわけです。

 

たとえば、谷崎潤一郎の文章を読んで、その一節に心が惹かれたとします

 

その文章を書いた谷崎潤一郎当人が思う風景・感情と、あなたがその文章を読んだときに感じ、イメージする風景は100%違っています。

 

それは全くかまいません、別に国語の試験をしているわけではないですから

 

ここで重要なのは、あなたの思考を谷崎が描いた風景に寄せること、ではなくて

 

谷崎潤一郎の文章を読んだときに、あなたが自分の記憶の中からどういうイメージを引き出したか、次に同じフレーズを使うときにあなたが今引き出した風景を再びイメージできるかということなのです。

 

それができるようなしっくりくる表現なら、あなたは谷崎潤一郎が使ったフレーズを借用して
自分の夢ノートに書き込むことができます。


「なりきる」時も文章を借りる


半沢直樹がかっこいいなあと思うとします。

昨日、堺雅人が演技していてグッとくる場面はありましたか?


その場面は小説の中でどのような表現がなされているか調べてみましょう。


その表現を借りて、そのような半沢になりきって表現してみる。そういうのもありです。

 

翻訳か、日本人作家か

 

これはどちらでも自分のしっくりくる表現方法を書いている人であれば、どちらでもいいと思います。

 

翻訳の腕によるところが大きいのですが、いまいち翻訳の文章は日本人の心に響かない気もします。


一つの単語に複数の意味や感情を含ませるのは翻訳ではなかなかで きないことのような気がします。


ですから、私は日本人作家の表現を借りる方がいいのかなと思います。

 

まとめ

と、自分が実践してる方法でした。

 

自分に合う表現を探していろんな本を読み漁ってみてください。

 

そして、リアルに自分の感情、身体感覚を呼びさませるような熱い文章を探してください、書ける人は書き切ってみてください。

 

そしたら夢は叶いますわ。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 八木仁平 を読む

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読みましたので感想を書きます。

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質問に答えられないから苦労する

 

この本は青臭い質問にも真面目に答えられる

(良くも悪くも)若者向けの自己理解の本だと思う。

 

例えば、巻末にある価値観を見つける30の質問がある

 

死んだ後に周りの人からどんな人だったといわれたいですか?
とかね。

 

こういう、いかにも自己啓発な質問。

 

普段の生活では聞かれないようないい質問です。
そういう質問から目的は見つかるもんですから

 

とてもいい質問だとは思いますよ。

 

でもね

 

急に出会い頭にそんな質問されたって答えようがないんですよ。

そういう質問に答えられないから苦労してるんです。

 

自己啓発セミナーの終わりの方に、しんみりしたミュージックをかけて


「さあ、みなさん、ようやくここまで来ました、ここで、みなさん、周りの仲間たちを見てください。そして目を閉じて、ゆっくり考えてみて下さい。あなたが死んだときに・・・」なんていう語りから始まる感じですよ、そんなシチュエーションじゃないとこの質問は機能しません、私は実験済みです。

 

この本の欠点はきっと主に10代20代に向けて書かれているところだと思う。

そして、この本を読み終えたときに

自己理解を「できた風に」感じさせるという

割と簡単なところを攻めてる感じがするということです。

 

自分自身がもう年だということもあるけれど

どの年代でも自己理解を可能にしていくプログラムこそが

私の求めているところなのですが

この自己理解プログラムはそうではないのかもしれない。

 

意欲のある人向け

 

それでもこの本が年代を問いませんというのであれば

その人は「自己理解したい」っていう気持ちがある人なんだよね

当たり前の話なんだけど。

 

意欲のない人間から引き出すことは不可能なんです。

 

自分を理解したい、そういう気持ちがある人が使って

初めて機能するプログラムなんだと思う。

 

いや、どんなにいいプログラムだって

他人から「これやりなさい」っていわれて押し付けられて

いやいややる人には効果がないよね。

 

私が相手にしているのは重度のうつや生活保護やニートなど

そもそも意欲のない人達です。


そもそも生きる気力のないような人の意欲を引き上げるプログラムなんかあったらノーベル賞ものだろう。

 

生きる気力のないひと、とりあえずお金もらえるから何もしなくてもいいやって人

そういう人に自己理解の質問をぶつけてもウザいって言われるだけ。

煙たがられるだけです。

 

でも、真に自己理解プログラムの対象にすべきなのはそういう人達なんだと思う。

 

あの人をなんとか変えてあげたいんです。

どうしたらいいんでしょうか?って悩んでいる人は

「あの人」を変えるんじゃなくて

そう悩んでいるあなたが変わる必要があるんです。

 

「得意なことは?」ですら答えられない

著者は自分自身を下図のように整理しています

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でも大体の人はこんな感じになります

20~40代のニート

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意欲のない中高年

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こどもとかに質問するなら夢があっていいかもしれない、いや実に効果的だと思う。自分も子供にそういうしつもんをして可能性を伸ばしてあげたいと思う。

 

いっぽうで底辺層

そんなことにも答えられないの?て思うかもしれないけど

 

たいていの底辺層は、こんな質問でも

 

いやあ、なんもないわあ・・・って答えるんです。

 

周りから感謝されることは?とか聞いても

いや周りの人間なんて自分の話なんか聞かないんだ

感謝どころかいっつも怒鳴られて、あれやれこれやれっていってばっかりだ。

とか愚痴をいいます。


実際聞いてみた結果、だいたいそんなトーンで答えるんです。

 

ですから、好きなこと、得意なこと、大事にしてること

 

なんていう青臭い質問は中高年齢者には答えられないんです。

 

それでも、「じぶんはこれからどうしようか・・・」みたいに悩む

半分ニートの中年と会ったらついうっかりそんな質問してしまうんですが

 

当然何にも答えられません。

 

ですからこの自己理解プログラムを「理解したい」と思ってもらう意欲を持ってもらうにはどうすべきかということを考えていかないといけないと思うのです。

 

堂々巡りでしょうけどね。

 

私の自己理解

でも、かくいう私もそのような意欲のない輩を相手にはしたくないのです。

 

意欲のないものを意欲のあるように改造することなどできないし、したくないのです。

 

自分でもがき、なんとか見つけ出そうとしている人の手助けをしたいだけなのです。

 

自分がそうだから。

 

著者の思想と方法には共感しますが、実際の効果を上げるためにはもう少し、意欲のない人にも簡単に答えられるような質問とかを世代別にブラッシュアップした方がいいのかもしれない。

 

著者は、価値観があればモチベのあげ方なんて気にしなくてもいいと書いてますが、

 

『「モチベを上げる必要もなくなるくらいの価値観を見つけたい」と思ってもらうその人のモチベをあげるにはどうしたらいいのか』

 

というところの解決策を考えていかないといけないと思う反面、そんな意欲のない人にそんなことしてやる義理もない、とも思うわけです。

 

すべての子供に自分の可能性を引き出してもらいたい。

これが私の自己理解かな。

心を癒し打たれ強くなるコツ

結論 書こう

とにかく書いています。

書くことで人生を変えていけます。

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嫌なことやつらいこと

不安なことや心配なことは

どんどん書いていきましょう

ジャーナリング、だとかエクスプレッシブライティングとかいう方法です

こちらの本が有名です

小生も毎日書いてます。

ノートに書き溜めていますが死んだ後見られたらいやなのですぐ捨ててます。

 

方法 書くだけ

初めは5分から始めましょう

ペンを止めないでひたすら書いていくだけです。

考えないでひたすら書く。

文法や言葉遣いなんかも気にしないでひたすら書いていきます。

消しゴムも使わないでひたすら書きます。

普段からブログをかいている人ならキーボードを使いたいと思うかもしれませんが

私は万年筆を使うといいと思っています。

消せないし、ずっとインクが出続けますよね。

個人的感想ですが、キーボードだと思考や感情の表面的な部分しか吐き出せない気がしています。

腱鞘炎の方はキーボードでよろしいかと。

自分のなかで書き味のいいペンを探してみてください。

 

効果 就職率アップ?

先ほどのペネベーカー教授の本によれば

知的労働者の失業者のグループを2つに分けて

5日間くらい20分のライティングをさせたグループとそうでないグループとで

就職率が2.5倍違ったという報告がありますが

これは「知的労働者に」というところがポイント

 

肉体労働者にペンを持たせても効果はないということなのかもしれません

だいたい自分の字すらうまく書けないような人を相手にしていると

自分の気持ちを5分間かくこともできないだろうと思ってしまいます。

 

他の効果としてはやはり心がすっきりしていくということです

レジリエンスもあがるようですが

何より自分の気持ちが整理されるということが大事ですね

 

注意点 書くテーマに注意

人によりけりだとは思いますが

過去のネガティブなことを延々と書き連ねていくと

吐き出すどころか強化されていくようです

毎日毎日愚痴を書くのはやめたほうがいいでしょうね

 

 

先ほどの就職率がアップした人たちに書かせたテーマも

「これからのキャリアデザイン」というテーマで書かせていたようですから

仕事してパチンコして動画見て寝るを繰り返すような人には書けないテーマですね。

テーマも慎重に考える必要があります

 

なにもテーマを与えないで書かせると

大方の人は過去の愚痴を書きます

ですから、このセラピーを実施する側としては

テーマ選定とテーマの言葉遣いには注意したほうがいいと思います。

 

セルフワークでやるときも

未来のいいビジョンを描けるようなテーマを用いましょう。

 

書くテーマのおすすめ

これからの自分

夢がかなった自分の1日

今まで出会ってきた人への感謝

親への感謝

世界大統領になった時の世界をどうしたいかという演説

今までで一番影響をうけた良い出来事

自分の子供に伝えたい言葉と伝えたくない言葉

 

などなどポジティブに未来をクリエイトできるテーマを選んでいきましょう

とっかかりは過去の愚痴でもいいですがそれだけだと鬱屈しますから

1日目だけは、これまでに起きた嫌なこと、人への憎しみを書き連ねましょう。

 

 

 

録音が好きな理由

自己理解の本

八木仁平さんの本

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

自分探しに引導を渡すのに

この本がとても役に立つと思います。

 

でもこの本を読みながら一人で考えながらワークするのは

なかなか難しいかもしれない。

 

だから、この本の応用編で

みんなでワークするための

ファシリテーションの方法とかを

事例を交えて公開してくれたらいいですね。

 

私が開発しようかな。

 

過去を振り返る

自分の過去を振り返ることは

自己理解には欠かせないです

 

昔の自分を振り返った時

自分が劇の主役を演じることになった時

自分の父が発表会の1番前に陣取って

でかいステレオ持っていって

自分の劇を録音してくれたなあ

と本を読んでて思い出しました。

 

もうその時録音したカセットテープは

この世には存在してないから

聞き返すこともできないんどけど

きっとそれを聞き返すことができたら

その時の情景がおぼろげながら

思い出されるんだろうなあ。

 

記憶というのは曖昧だから

自分がテープを聞いて思い出す情景と

 

その場面をビデオとかで録画されていたとして

ビデオで映し出される映像とは全然違うもの何だろうね。

 

動画がその時の情景を確実に再現するんだから記録として残しておくには当たり前ですけど動画がいいに決まってるんですが

 

録音のいいところ

録音のいいところは、情景を再構築しないといけない想像性・創造性があるからなんですよね。

 

脳には欠けてる部分を補う性質があります

カニッツァの三角形でお馴染みですね。

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見えてない部分が見える。

動画では見えてる部分しか見えない。

 

でも昔のテープを聴くと

聞こえてない部分を

自分で補おうとする。

 

補った結果、思い出されるその情景。

 

きっと脳が、私が望んでいることを補ってくれた結果、その情景が記憶として改めて感じさせてくれるんだと思うんです。

 

周りに家族がいて、自分の劇を感動して見てくれている親がいて、すごいなって褒めてくれている、頑張ったなって認めてくれている。

 

そういう情景を思い出した私が

いま本当に欲しているものは

自分への肯定感と家族への愛

なのではなかろうか

 

「自分がやりたいこと」とは違うかもしれない

けど大事にしたい価値観はそれだ

ということが改めてわかった気がします。

 

録音が好きなのは、自分の記憶と自分の価値観が情景を創造させてくれるから、というお話でした。

 

動画も好きだけど録音もいいです。

ぜひ、手軽にボイスメモとかでもいいです。

要らんもんが増えるかもしれないけど

カセットテープレコーダーれ買ってみて

それで子供の声、日常の風景、日々の生活の一部を録音してみてください。

SONY スリムなテープレコーダー TCM-450

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  • 発売日: 2004/02/21
  • メディア: エレクトロニクス
 
パナソニック ラジオカセットレコーダー RX-M45-H

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  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: エレクトロニクス
 

いい思い出が作れますよ。